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Wズームキットの望遠あるけど普段使い道ある?

こんちは、ブログ担当の宗川(そうかわ)です。今日は望遠レンズについてお話します。一眼レフカメラを初購入!その時目に止まるのは、各メーカーが揃えてる「W(ダブル)ズームレンズキット」たるもの。

広い範囲から肉眼の視野に近い(標準)撮影ができるレンズと、標準から遠くのものを写すことが出来る望遠レンズの2種がセットになってる、いわば「一眼レフ醍醐味セット」と言えます。

特に望遠=お子様の運動会や、生活発表会など、どうしても近づけないシーンに活躍することから、お母様方はこのセットを選ぶ傾向が強いのではないでしょうか。

しかし、年に数回のビッグイベント以外、望遠レンズは日の目を浴びないもの…結構はばを取る、重い、そんなに遠くを撮影することもない、スマホでも十分きれいに撮影できる…などが理由となるでしょうか。

ましてや幼少の子どもがいれば、1gでも1mmでもコンパクトに行動したいもの。

その理由、理解していますが、それで終わりですと、このお話が出来ませんので、ここは「たまには望遠活用するぞ!」の意気込みのもと、参考にしていただければと思います。

望遠レンズは背景を知識なくぼかすことができます

この知識なく…という点がポイントです。聞いたことがあるかもしれませんが、写真は絞りとシャッタースピードの関係で成り立っています。無論その他様々な要素が存在してのカメラであって、これに関する難しい説明は省きたいのですが、少しだけ基礎知識を振り返ります。

今回は「絞り」に注目です。絞りはレンズにどの暗いの光を取り込むかを決める部分で、その加減を「F値」という言葉で表します。このF値が小さければ小さいほど、絞りは開き、たくさんの光を取り込み、さらに「ピントが合ってる所以外がぼける」図式になります。反対にF値が大きければ、光を制御して、さらに「ピントが合う範囲が広がる」図式となります。

お手元にカメラがありましたら「撮影モードダイヤル」を「Av(絞り優先モード)」に合わせ、ファインダー内のパネル、または背面モニターを見てください。「F5.6」とか「F22」とか表記されていると思います。この後、コントロールダイアルを動かすことで、このF値が変化していくことが確認できると思います。

F値が小さいほど(例えばF4.5や5.6)シャッタースピードは高速に切ることができ(つまり、動きの早いものも静止状態で撮影できる)F値(F22やF29)が大きいほどシャッタースピードは低速になります(それだけ光をとりこむのに時間を要すことから)。

例えばWズームキットでの広角(広い範囲を撮影)18mmから、標準(肉眼に近い撮影)55mmのズームでも、55mmにして絞りを小さい値にし、被写体に近づいて撮影すれば、背景がぼけた撮影が可能です。(撮影環境によってその効果は変わりますのでご了承ください)

でも、撮影環境によって「絞りとシャッタースピードの関係」公式をいちいち考えて、操作しながら撮影するのは、ちょっとおっくうですよね。そんな時望遠レンズです。

望遠レンズは「すごーく遠いものを写す」というイメージがありますが、それ以外に高い表現力を持っています。ごく近くに存在するものを迫力一杯に写し込み、背景はぼかすといった画風を、F値うんぬんを考えずとも、手に入れることが出来ます。この迫力のぼけを演出できるのは、望遠ズームレンズならではのものです。

つまり、数メーター先の比較的近い写真も、あえて望遠で撮影することで、標準レンズとは異なる画を生み出せるのです。

2mm程度離れた被写体なら、操作はプログラムモードでも十分に、背景をぼかして撮影可能です。ファインダーを覗いた時、標準レンズの場合、いわゆる「普通」にものが見えてることから、当たりさわりのない画で収める事が多いのですが、望遠は、迫力満点の画が見えてることから「よりダイナミックに、より迫力のある」表現を追うアグレッシブな感覚となり、スナップとは異なる「作品」としての写真が撮れると思います。

また、標準レンズ使用と望遠レンズ使用で、同じ距離感で被写体を撮影した場合、その見え方が異なります。望遠レンズは圧縮効果といった背景が肉眼で見るより、近くに見える現象を生み出します。これにより風景などは、肉眼での感覚とは異なる絵画のような写真に仕上げることができます。

でも望遠レンズのF値と手ぶれにはご注意を

望遠レンズのF値はどのくらいまで小さくできるかを確認しましょう。レンズの外側部位に「55-250mm 4-5.6」といった表記を見つけることはできるでしょうか。これは「55mmからズームで250mmまで望遠ができ、55mmの時の絞りは最小4、250mmの時の絞りは最小5.6になります」ということを示しています。

試しに55mmの時、さきほど「絞り優先モード」で行ったコントロールダイアルを動かし「F値」を変更してみてください。最小値は「4」でストップするはずです。次にズームで250mmにしてダイアルを回すと「5.6」でストップします。

このF値であれば、標準とほぼ変わりがないので、強い背景ぼけを期待する時は、常に絞りを最小値にしておいくと良いでしよう。このことから、例えば夕暮れ時など光を取り込みたいけど、取り込めないような、ズームでの遠景撮影の際、F値が大きくなる事からシャッタースピードが必然と遅めとなり、イコール手ぶれにを引き起こす要因となってきます。

軽量化が図られた昨今のデジタル一眼といえ、まだ「重く」、しかも望遠レンズがつけば、構えるごとに腕がぷるぷると震えてきます(私だけ?)。光がさほど取り込めない場所での撮影は、しっかりとカメラをささえ、撮影してください(笑)。

スマホの望遠ではだめなの?

スマートフォンのカメラにも望遠機能がついていますが、それを卒園アルバム用の写真として使用することには、あまりオススメ出来ません。

スマホカメラは、全体をクリアに表現できる事には長けてますが「ぼけ感」を出すことが難しいという弱点をもちます。(ぼけ感を表現できないこともないですが、意図した通りにならない…といった方が良いでしょうか)
さらに望遠モードにした際、レンズ構造から画質劣化が生じることがあります。

最近発売された「iPhone-8」および「iPhone-X」のカメラは「ぼけ感」たっぷりに撮影できる機能がセールスポイントでもあり「スマホ=ぼけ感弱い」に当てはまらないと思いますが、望遠での画質においては決定的な改善に至ってないようです。

近くの被写体をぼけのある画で撮れる「単焦点レンズ」「マクロレンズ」

最後に、こんなレンズがありますといった情報をお話したいと思います。

今日のテーマは望遠レンズ、ズームレンズでしたが、ズームが出来ない「単焦点レンズ」をご存じでしょうか。ズーム機能が無く、撮れる距離が決まってるレンズです。ズームで狙わずとも近くに寄って、非常に美しい写真を取る事ができます。更に、先ほどから登場してる「F値」の最小値が1.2というものもあり、明るさを確保するのに優れてる点も見逃せません。

またこの単焦点レンズには「マクロレンズ」というものもあります。いわゆる「接写」です。虫眼鏡で見たような非現実的な世界がファインダーに広がります。花や静止オブジェクトの撮影に適しており、被写体の質感にまで迫る写真が撮れます。このマクロレンズは、遠くを撮影することもできるので、先にお話した「単焦点レンズ」としての撮影も可能です。

今日は望遠レンズの活用法としてお話しました。私も今日のテーマ以外にも交換レンズを駆使して色々な表現に挑戦したいと日々思ってます。(思ってるのですが現実的にレンズは少々お高く…)もしこんな画が撮れたよ、というものがありましたらぜひ教えてくださいね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
なお、私のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
それでは、また。

卒園アルバムキッズドン!代表-宗川 玲子
ブログ担当 宗川 玲子(そうかわ れいこ)

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