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2025.7.3
時間なし、スキルなし、予算なし、でも高品質な卒園アルバムにしたい!それ「原稿制作おまかせパック」が解決します
こんにちは、卒園アルバム制作メーカー「キッズドン!」の宗川 玲子(そうかわ れいこ)です。
今回は、私どもキッズドン!が提供する「原稿制作おまかせパック」をご利用いただくことで、低価格でありながら「理想の卒園アルバム」を実現するちょっとした裏技の提案です。
この原稿おまかせパックは、デザインレイアウトの制作のみキッズドン!が行い「印刷製本は行わずに」データで納品するというサービスです。
詳しくは下のバナーから専用コンテンツに移動され内容をご覧ください。
このパックが生まれたきっかけは、
というお客様からの相談からでした。
まずはこのあたりの背景からお話したいと思います。
(「原稿制作おまかせパック」を活用した卒アル制作をすぐにご覧になりたい方は、下の目次の【安さと高品質を両立させる「原稿制作おまかせパック」】を選択してジャンプしてください。)
- 卒園アルバムの制作負担を軽減しながら、高品質なアルバムを作るにはどうすればよいですか
- 限られた予算の中で、保護者全員が納得する卒園アルバムを制作する方法はありますか
- パソコンがなくても、プロが作ったようなデザインの卒園アルバムは作れますか
- 卒園式までにアルバムが間に合わない、または年明けの行事を掲載できないという問題を解決できますか
- 毎年同じ業者に依頼していて費用が高いと感じる場合、どうすればコストを抑えられますか
- 手作りの個人ページが難しい状況で、園児の個性を表現するページをどう制作すればよいでしょうか
陽気なキャスター“レイ”と博識の解説員“ジョージ”の軽妙なやりとりで、この記事の内容をわかりやすく解説してくれます。
保護者による卒園アルバム制作の変化
2021年頃から、保護者の方々の卒園アルバムに対する考え方は大きく変化してきました。
これまでの卒園アルバム制作は、高額な費用を受け入れ、手作業でじっくり時間をかけ、写真を切り貼りするといった方法が一般的でした。
しかし、ここ3年間で次のようなトレンドが急速に進んでいます。
- 低価格志向
- 負担軽減のため業者依頼を視野
- 時間はまったく取れない
- シンプル思考によるミニマルレイアウト
- スマホカメラ台頭の影響による不要論増
- パソコン不所持
特に近年の物価高騰は、保護者の皆様が「生涯の記念誌」と理解しつつも、高額な商品には納得しにくい状況を生み出しています。
卒園アルバム制作における理想と現実
卒園アルバム制作担当者様の理想は、
- 1. 負担が軽減できて
- 2. 誰もが納得する高いクオリティ
- 3. 料金が抑えられるアルバム
の3点に集約されるでしょう。
しかし、1と2を追求すると「業者へ制作依頼」や「自由度の高いパソコン制作」などが必要となり、どうしても3の「料金を抑える」ことと両立が難しくなります。
実際にキッズドン!へお見積りをご依頼いただくお客様の中には、
「おまかせ制作などのサービス内容やアルバム自体はベストなのだが、予算がどうしても追いつかない」
というお声があります。
このような状況を解決する「裏技」としてご提案するのが、冒頭でお話ししたキッズドン!の「原稿制作おまかせパック」と「お客様ご自身で見つけた低価格アルバム商品」を組み合わせる方法です。
この後の章で、その詳細について詳しくご紹介してまいります。
保護者を説得するには「安さ」が必要
卒園アルバム委員や卒園対策委員の皆様は、「生涯にわたる子どもの大切な記念品だから、費用は惜しみたくない」という強い思いを抱かれていることでしょう。
無尽蔵とは言わないまでも、例えば家族4人でのファミリーレストランでの外食程度の金額は最低限必要であり、場合によってはディズニーリゾートで一人分遊ぶくらいの出費は致し方ないと、その立場上お考えになるかもしれません。
委員と保護者の考え方のズレ
しかし、保護者の皆様の視点は非常に現実的です。
- 提示された料金に、誰もが納得できる価値を見出せるものでなければならない
- 子どもの大切な写真はスマートフォンでいつでも見られるため、あえて高額なアルバムに費用をかける必要性を感じない
- 保育園での思い出について、正直なところ子どもも自分も特段良い記憶がない
- 不要と感じるアルバムに数万円を費やすよりも、外食やレジャーで「かけがえのない家族の時間」を過ごす方が価値がある
これらの保護者の皆様の意見を総合すると
「無理なく支払える金額で、期待を上回る内容であれば購入したい」
という本音が見えてきます。単に「高額だから」と反発しているのではなく、確固たる理由があって異議を唱えているのです。
反論を呼ぶケースとして以下のような事例が挙げられます。
- 1. アルバム制作に8名が従事(16名クラス)
- 2. 全員がパソコンを所有していないため、プリント写真を切り貼りして制作
- 3. 卒園式で親から子へアルバムを渡すサプライズを計画
- 4. 毎年依頼しているアルバム制作会社に、慣例に従い依頼
- 5. 1人1ページの個人ページを各家庭で制作
一見すると、なぜこれで「反論」が生じるのか疑問に思われるかもしれません。
もう少し詳しく見ていきましょう。
(原稿制作パックがこれらの問題にどう貢献するかは、記事の後半で詳しくご説明します)
1. アルバム制作に従事する人数が多い(例:16名クラスで8名)
「アルバム制作は大変な労力を要するのに、なぜ8名もの保護者に負担を強いるのか?」という意見です。
「いやいや、大変だから人数多くして一人当たりの負担を軽くしようとしている」というのが一般的と思われますが、そうではない考え方を主張される方も事実いらっしゃるのです。
アルバム制作担当ではない保護者からは「保護者の役割分担は平等であるべきだ」という声が年々増加しています。
これにより「卒園アルバム委員になって手作りしたかった」という特別な思いを持つ方がいたとしても、「平等であるべき」という原則に押され、業者に制作を依頼することになった事例は少なくありません。
意見を述べる側としては、保護者の負担軽減を目的とした発言であっても、感謝される一方で「わずらわしい」と感じることもあるでしょう。
結果として「委員の負担をなくす→業者制作を検討→高額になる→その料金で再び問題が生じる」という新たな課題が生まれてしまいます。
と憤りを感じる委員の声を、私どもは数多く耳にしてきました。
そこで「原稿制作おまかせパック」と「格安アルバム印刷」の組み合わせが解決策として浮上します。詳細は後述いたします。
2. 全員パソコン不所持のためプリント写真の切り貼りで制作
デジタル化が進んだ現代において、写真の切り貼り制作は「プリント写真代も無視できないし、何より手間がかかる。時代遅れではないか?」という意見が必ず聞かれます。
さらに「アルバム代金が15,000円と聞いたが、切り貼り制作でそれほどの価値があるのか?」といった厳しい意見も出ることがあります。
ここでの重要な点は、「パソコンがないから、やむを得ずアナログの切り貼り制作を選んだ」という背景です。
つまり、「デジタルやAIが全盛の時代だからこそ、温かみのあるアナログ方式で制作しよう」という前向きな意図ではなく、消去法でこの方法に至った点が「それで本当に価値を生み出せるのか」という反論につながるのです。
このような制作方針では、たとえ半額であっても反論が出る可能性があり、さらに心配なのはアルバム制作担当者の心理状態です。
「本当はやりたくなかったけれど、切り貼りなら何とかなるかと思って…」という消極的な気持ちで参加すると完成度もそれなりにしかなりません。
3. 卒園式に親から子にアルバムを渡すサプライズを計画
委員の方々は「サプライズ」を演出するための手段として卒園アルバムに価値を見出すし場合があります。
しかし、3月上旬にアルバムを納品するためには、1月下旬以降の園行事をアルバムに掲載することができません。
1月下旬以降には、園に歓声が響き渡り、あの子もこの子も涙涙の「節分」、著しい成長を披露する「生活発表会」、待ちに待ったお別れ遠足、お内裏様とお雛様に扮する「ひなまつり」、凧揚げやコマ回しといった「伝承遊びの場」、そして「卒園式」など、写真映えする貴重な行事が山ほどあります。
これらの行事が掲載されていなければ「これが園生活の記録と言えるのか?」と疑問に感じる保護者は少なくないでしょう。
卒園式での「一瞬のサプライズ」よりも「アルバムを見るたびに年長の一年間を思い出すこと」に価値を置く保護者は、アルバム代金に対する費用対効果に非常に敏感になります。
4. 慣例に従い毎年依頼しているアルバム制作会社に依頼
新たに業者を探し出すよりも、長年の付き合いがある卒園アルバム制作業者に依頼する方が、手間がかからず楽だと感じるかもしれません。
業者はこれまでの経緯や園の状況を理解していますし、細かな打ち合わせも不要で、何よりも実績があるため安心して任せられます。
しかし、その金額はどうでしょうか。
もし誰が見ても高額だと感じられる場合「同じ品質でもっと安い業者がいるのではないか?」と一部の保護者から提案されることがあるでしょう。
特に、同じ園に兄や姉を通園させた経験がある保護者からは「当時と料金が変わっていない、いやむしろ値上げされている」といった意見が出やすくなります。
もし既存の卒園アルバム会社のデザインやクオリティが優れているとしても、同等の品質でコストダウンを検討せざるを得なくなり、結果的に卒園アルバム委員は新たな業者リサーチを余儀なくされるのです。
5. 1人1ページの個人ページは各家庭で制作
マスキングテープや子どものお気に入りのシールで飾られた個性的なページ、写真を切り抜いてコラージュした可愛らしい子どもの姿、家族からの温かいメッセージ…。
最近では、このような「各家庭で制作する個人ページ」はめっきり姿を消しました。その理由としては、
- 制作に割く時間的余裕がない
- 制作スキルを他の保護者に披露したくない
- 個人情報の漏洩に対する懸念がある
- メッセージの文章力を評価されるのが嫌だ
- 1ページに1名分のスペースを割くよりも、もっと大切な行事の写真にページを充てるべきだ
このような現代的な事情を背景に、手作りによる個人ページは衰退傾向にあり、1ページに3名を掲載したり、卒園生紹介ページにアンケートなどを併記して個人ページの代わりとするなどの工夫が増えてきています。
また、キッズドン!のアルバムのように、特定の1ページを園児ごとに異なる内容にすることでページ数のロスを防ぐ「一冊ずつ異なるパーソナルページ」といった手法の採用も顕著です。
しかし、いずれの方法も「それによって料金が上がるのは避けたい」というのが保護者の本音であり、卒園アルバム委員は、「適正料金内でいかに個人ページらしさを取り入れるか」という難しいコントロールを強いられています。
キッズドン!の個人別ページ・個人別表紙のご案内は下記ボタンよりご覧いただけます。
保護者との接し方に関するブログ記事をご案内します。併せてご覧ください。
安さと高品質を両立させる「原稿制作おまかせパック」
前置きが長くなりましたが、これまでお話ししてきたような課題は年々増加の一途を辿っており、卒園アルバム委員の皆様は「いかにして負担を軽減し、安価でありながら高品質なアルバムを実現するか」という難しい問題に頭を悩ませていらっしゃいます。
そこでキッズドン!がご提案するのが「原稿制作おまかせパック」です。
このパックの主なポイントは以下の通りです。
- お客様ご指定のページサイズで原稿を代行作成
- お客様は各ページに掲載したい写真を選んで送るだけ
- 完成した原稿はデジタルデータで納品
- オプションで、お客様が選定された印刷業者への「代行入稿」
- 限定数でのご提供により、安価にサービスをご利用いただけます
アルバム料金が高額になる理由の一つに、「制作(デザインレイアウト)からアルバム本体資材調達、印刷、製本、納品まで」という全工程を一つの業者で「オールインワン」で行うことが挙げられます。
これらの工程を細分化し、各工程を安価に提供している業者を組み合わせることで、低価格でありながら高品質なアルバムを実現できる可能性が高まります。
アルバム印刷業者の選定はお客様で
卒園アルバムは、必ずしも卒園アルバム専門業者でなくても制作可能です。
かつては卒業アルバムのようにフェルトや布地に箔押しされた大型のアルバムが主流でしたが、現代ではスタイリッシュなハードカバーブックタイプが主流となっています。
GoogleやYahoo!などの検索サイト(最近ではChatGPTなどのAIも活用できます)で「フォトブック」と検索すると、膨大な数のフォトブックメーカーがヒットします。
効率的に目的のアルバムを見つけるには、AI検索がおすすめです。
この検索方法を用いてコストパフォーマンスに優れたフォトブックメーカーを探求してみます。
AIのリアルタイムWeb検索を活用
ChatGPTやGemini、Perplexityなどの「リアルタイムWeb検索」が可能な生成AIで、例えば次のようなプロンプトを入力してみましょう。
<「ハードカバータイプのフォトブックを探しています。A4サイズでページ数は16ページ、予算は1冊3000円以内でできる商品を探してください」>
ChatGPTが出してきた結果は「プリントパックのみ」というものでした。
各AIによって回答は異なりますが、条件を少しずつ変更しながらチャットを繰り返すことで、目星をつけていくことができます。
(AIは必ずしも正しい情報を提供するとは限りませんので、最終的な確認はご自身で行う必要があります。)
品質について
価格で候補を絞り込んだら、次に印刷品質や紙質の確認が重要な課題となります。
しかし、低価格である以上「目を見張るほどの高画質」を期待するのは難しく、ある程度の妥協点を持っておく必要があるでしょう。
キッズドン!の原稿制作パックは、仮に印刷精度が低くとも、それを補うデザイン性や紙面構成力を持ち合わせています。
また、写真には当方規定の補正を施すため、鮮やかさが増すことも特長です。
この点も「安価と高品質の両立」が叶う秘訣です。
ハードカバーでのシミュレーション
AIが提示した「プリントパック」のアルバムと、キッズドン!の原稿制作おまかせパックを組み合わせた場合の金額をシミュレーションしてみます。
以下の条件で試算を行います。
- A4サイズ – 24ページ
- ハードカバー
- ケース付き
- 16冊
プリントパックでの料金
民法テレビ局のCMでも有名な、あらゆる印刷品目を扱う「プリントパック」。
Webサイトには「フォトブック」というカテゴリーがありました。
先に挙げた条件を基に料金を確認すると16冊での総合金額は「17,860円(税込-ケース込)」であり、1冊あたりは「1,116円(税込)」となります。
原稿制作おまかせパックの16ページ制作の料金は「47,300円(税込)」ですので、16冊で割ると1冊あたりは2,956円(税込)となります。
プリントパックの料金¥1,116円 + 原稿制作パックの1冊あたり2,956円で合計は「4,072円(税込)」となります。
キッズドンのハードカバーフルフラットスタンダードの同条件での料金は1冊「7,450円(税込)」ですので、比較することでその差は歴然です。
ハードカバーにこだわらなければさらにお得
「アルバムの料金が高いのはハードカバーだから」といっても過言ではありません。
保存性、耐久性に優れ、本文ページをしっかりホールドします。
そして見た目の重厚感(実はここが一番重要とされることでしょう)。
ですが、ハードカバー以外の製本方法であっても、見た目のゴージェスは欠けても、美しい印刷と保存性に優れたフォトブックタイプは様々あります。
この後「ソフトカバー印刷」を事例にシミュレーションをしてみます。
ソフトカバーアルバムでのシミュレーション
主に「中綴じ製本」や「くるみ製本」と言われるものです。ハードカバーの部材が無くなるだけで、こんなにも安価になるものか…と感想を持たれる方も多いことでしょう。
しまうまプリントでの料金
フォトブック業界に価格破壊を与えるほど衝撃の価格でフォトブックを提供する「しまうまプリント」。
以外に思うかもしれませんが、ハードカバーは結構お高いのです。
A4ハードカバー24ページからで1冊4198円(税込)、一概に比較できませんが、プリントパック同条件で1冊1,326円(税込-16冊の場合)ですので、しまうまプリントは割高感が否めません。
また、しまうま+原稿パックにすると上記条件で1冊8,460円(税込)となり、キッズドン!ハードカバーフルフラットスタンダード24ページ7,980円(税込)を超える金額となってしまいます。
ですがしまうまプリントのソフトカバーは低価格のため、あなたのご予算に収めることができるでしょう。
商品「ライト(A4サイズ24ページ)」を選択の場合1冊あたり998円(税込)。
原稿制作おまかせパックの24ページ制作の料金は68,200円(税込)」ですので、16冊で割ると1冊あたりは4,262円(税込)。
しまうまプリントの料金998円 + 原稿制作パックの1冊あたり4,262円で合計は「5,260円(税込)」となります。
今回のシミュレーションは「A4」という最も利用されてるサイズを例に取りましたが、原稿制作おまかせパックはサイズを選びません。
A4以外にA5、ましかく、変形スタイルなどなど、サイズがはっきりと分かるものであれば、どのようなサイズでも承れます。
(写真を全面に1点の写真を天地左右いっぱいに配置するテンプレートを選び、そこに原稿を載せる方式とります)
冊数が増えればそれだけお得になる原稿制作パック
上記のシミュレーションでは16冊を想定しましたが、仮にこれが25冊になった場合、1冊あたりの原稿制作費用はさらに安価になります。
制作から印刷製本までを一貫して行う卒園アルバム業者も、一般的には「冊数が増えるほど割安になる」料金体系を採用していることが多いため、双方の見積もりを算出して比較検討されることをお勧めします。
冒頭の保護者の意見にどう応えることができるか
ここまで「原稿制作おまかせパック」と安価なフォトブックメーカーを組み合わせた費用例をご紹介してきましたが、これにより冒頭で述べた保護者の皆様の懸念にどのように応えられるかを見ていきましょう。
アルバム制作に従事する人数が多い(16名クラスで8名)という意見への対応
まず、「原稿制作おまかせパック」のご利用により、アルバム制作における最大の負担である原稿作成作業がなくなるため、制作に携わる「人数の削減」が実現できます。
しかし卒園アルバムの制作には「制作」以外にも多岐にわたる業務が存在します。
-
-
- 写真撮影(最も多くの人員を要する作業)
- 写真選定
- 会計
- 保護者や先生方との窓口業務
-
など、組織的に取り組んだ方が成功率は高まります。
原稿制作からの解放によって、まず5割程度の「負担軽減」が達成されると考えられます。
そして、せっかく選出された委員の皆様には、それぞれのメンバーに役割を分担していただき、個々の負担が過度に大きくならないよう調整することで「なぜ多くの人に大きな負担を課すのか」の問題は解決できるでしょう。
下記は卒アル委員の役割分担をテーマにしたブログ記事になります。
全員パソコン不所持のためプリント写真の切り貼りで制作という意見への対応
「原稿制作おまかせパック」をご利用いただくことで、手作業による切り貼り制作は不要になります。
これにより、この制作に従事する予定だった方々は、写真撮影や選定作業に集中できるようになります。
スマホがあれば何でもできる
パソコンをお持ちでない方ほど、スマートフォンの操作に長けているものです。
次に挙げるような操作は、一度経験すれば当事者にとってみれば、目を閉じてでもできてしまうほどの作業かもしれません。
- 写真撮影はよほどのクオリティを求めない限りスマートフォンカメラで十分事足りる
- 撮影した写真はスマートフォン内で取捨選択しGoogleフォトなどで簡単共有
- Googleフォトの人物自動認識機能(フェイスグルーピング)を活用すれば「公平性」に基づいた写真選定も容易に実行可
- 当方への写真送付もスマホから「ギガファイル便」などのオンラインストレージサービスを利用すれば、大容量の写真を一括で送信可能
- 当方からの制作完了後の「初校PDF」もスマホで手軽に確認
「パソコンがないから仕方なく切り貼りで…」という消極的な制作方法は、パックのご利用によって、能動的でかつ重要な卒園アルバム制作作業へと変化します。
卒園式に親から子にアルバムを渡すサプライズ計画という意見への対応
年明けの思い出をアルバムに収めることができないというデメリットと引き換えに、「在園中に全ての作業が完結する」という大きなメリットがあります。
実は、卒園アルバム委員が精神的に最も負担を感じるのは、「卒園後もまだ制作が残っている」という状況に起因します。
卒園後は一気にモチベーション低下
在園中は高いモチベーションでアルバム制作に臨んでいたとしても、3月になれば就学準備や卒園準備で多忙を極め、小学校入学後は気持ちが完全に未来へ向き、子どものケアも含めて「過去を振り返る余裕」さえなくなってしまいます。
そのような気持ちを引きずりながら卒園アルバム制作を行うのは、気持ちが入らず、結果として品質低下にもつながりかねません。
また、原稿制作パックの作業は年明けから5月中旬頃まで最も集中するため、原稿制作にお時間をいただくことになり、年内のような迅速な進行は難しくなります。
このような事情から、
『負担軽減と品質向上のためキッズドン!に委託しました。しかし、卒園間近は制作に時間を要するため、スムーズに進まないリスクがあること、このため在園中に作業が完了するスケジュールを選択しました』
という説明が保護者の皆様に理解を得やすくなります。
卒園後のアルバム進呈をテーマにしたブログ記事も併せてご覧ください。
キッズドン!のスライドショー制作オプション
3月納品の場合に年明けの行事を掲載できない大きな理由は、「印刷・製本工程に時間を要する」からです。
つまり、この工程がなければ卒園式間際の完成でも問題ありません。
ミニアルバムなどを利用して制作する「手作りアルバム」などがこれに該当します。
ここでご提案したいのが、私どもキッズドン!のスライドショー制作オプションです。
年明けから2月中旬頃までに撮影された写真を繋ぎ合わせ、一本の動画を作成します。
これをダウンロードして各家庭でスマートフォンやテレビでご覧いただいたり、期間を決めてYouTubeなどの動画配信プラットフォームにアップロードしたり、あるいは卒園式や謝恩会で上映して皆様で思い出を分かち合ったりすることができます。
静的な写真アルバムとは異なる、エンターテイメント性のある「動画アルバム」は、きっと皆様の記憶に深く残ることでしょう。
(当オプションの販売開始は2025年8月を予定しております)
未掲載の写真はクラウドで共有
アルバムに載せることができなかった写真はクラウドで公開するのはいかがでしょうか。
前章でご紹介したスライドショー以外にも、Googleフォトや30days(サーティデイズ)といったクラウドサービスにアップロードし、それを各家庭でダウンロードして共有する方法があります。
これは「卒園式までの出来事も掲載するべき」という保護者の意見に十分応える方法であり、高い説得性があると言えます。
ここでダウンロードした写真を「しまうまプリント」の格安フォトブックで制作、またはプリントするよう斡旋すれば、皆様はその心遣いに心を寄せ、さらに感謝されることでしょう。
慣例に従い毎年依頼しているアルバム制作会社への依頼という意見への対応
これまで築き上げてきた業者との関係性を、ただ「高額なので今年はやめます」と伝えるのは気が引けることもあるでしょう。
しかし「原稿は私たちが作成するので、印刷・製本のみをお願いします」という依頼の仕方をすれば、角が立つ可能性は大幅に低くなります。
業者側も、物価高騰により消費者が様々な検討を経て購入に至る状況を理解しているはずです。
この「原稿パック」と「例年使用している業者」の組み合わせで、少しでも金額が安価になれば、異を唱えていた保護者の方々も納得されることでしょう。
1人1ページの個人ページは各家庭で制作という意見への対応
「原稿おまかせパック」で提供する「プロフィールページ(卒園生紹介)」は、お客様が「こんな内容を入れたい」というご要望をお伺いし、それを反映させることが可能です。例えば、
-
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- 年長時の写真1点
- 幼かった頃の写真1点
- 氏名
- 誕生日
- アンケート3項目程度
-
などです。保護者や先生方の作業は極力減らし、園児一人ひとりの個性を際立たせる内容に特化する方針を示せば、きっと保護者の方々もご納得されるはずです。
おわりに
これまでのご説明で、「原稿制作おまかせパック」と安価なフォトブックメーカーの組み合わせがいかに多くの課題を解決し、保護者の皆様の期待に応えられるかをお分かりいただけたことと思います。
時間がない、スキルに自信がない、それでも高品質なアルバムを少しでも安く作りたい――そんな卒園アルバム制作担当者様の切実な願いを、このパックは実現に導きます。
キッズドン!は、単にアルバムを制作するだけでなく、委員の皆様の負担を軽減し、保護者の皆様に心から喜んでいただける卒園アルバム作りをサポートいたします。
現代のニーズに合わせた新しい制作方法で、お子様たちの輝かしい思い出を未来へと繋ぐお手伝いができれば幸いです。
ぜひ、この「原稿制作おまかせパック」をご活用いただき、思い出に残る素晴らしい卒園アルバムを制作してください。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。それでは、また。
キッズドン! 代表 宗川 玲子(そうかわ れいこ)
(宣伝になります)
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