2021.9.9

卒園アルバムに使う写真、そのまま使うのはおススメできません

卒園アルバムをパソコンやスマホで手作りするうえで、効率よく作業するためには「写真のサイズの変更」が鍵であるというお話をいたします。

こんにちは、キッズドン！の宗川　玲子です。

写真サイズ変更のすすめ

何度か他の記事でも触れていますが、原稿を作る前の写真サイズ変更（以下リサイズと称します）は大切な課題といえます。

撮影直後の写真サイズはA3以上の大きさがあるのはご存知でしょうか？

ソフトやアプリに、多量の写真をオリジナルサイズで取り込み操作を行うとどうなるか…。どれほど高性能な端末であっても、途中でフリーズ、動作遅延などの現象が起こる可能性が高くなります。

この状態が頻繁に発生することによるストレスで、作業意欲は低下し、意気消沈してしまう事例は少なくありません。

これが今回のお話の結論です。それでは写真の適切なサイズとはどの程度を示すのかをご案内します。

適切なサイズとは

制作する上でのちょうどいいサイズは

仮に見開き原稿に「写真を40点」掲載する計画の場合、写真の横幅は180mm程度あれば十分と言えます。

中〜大型掲載であればそのままのサイズで、小型掲載であればソフト上で縮小して使用できる、いわば万能サイズです。

ソフトで扱うピクセルという単位

グラフィックを扱うソフトにおける数値に「ピクセル」という単位があります。

適切なサイズに変更するために「◯◯ピクセル」といった指定を行い、その結果を導くのですが、ピクセルのサイズ感がわからない、ピクセルをミリに変えるとどの程度？…などピンとこない方も多いかと思います。

ここでその解説をしますと、余計に混乱させることとなるため、詳細は控えますが、次の公式1つだけを覚えておいていただければ、問題なく適切な画像サイズに変換できます。

リサイズの公式

下のボタンの「+（プラスマーク）」をタップしてご覧ください。

サイズ変更するメリット

リサイズがもたらすメリットをご案内します。

デジタル上での原稿制作に負荷がかからない

画面上の操作で、写真を少し移動するも「時計マーク」が回り続ける…
あげくの果ては途中でフリーズなどの事象から解放されます。

写真共有サービスの操作が快適

アップロード/ダウンロードに要する時間はファイルサイズに依存します。

リサイズ後の写真であれば、ここでの待ち時間はなくなり、大量の写真を扱ってもストレスは無いと思われます。

また、各共有サービスは「保管容量制限」を設けており、リサイズで容量軽減された写真の集積であれば、より多くの写真を保管できることとなります。

モニター表示が早い

多量のオリジナルサイズ写真を共有サービスにアップして、その一覧表示を見るとき、なかなか画像全体が出てこないといった経験はありませんでしょうか。

サーバーやコンピュータが大容量の画像を瞬時に処理しきれないため、これが起こります。リサイズによってこれが解消されます。

サイズ変換ソフト紹介

ここではWeb上でリサイズができるオンラインソフトを4つ紹介します。

それぞれパソコンでもスマホでも使用可能です。

このサービスの特徴は「変換の早さ」。150枚の画像を60秒という高速処理で変換します（ネット接続環境に左右されます）。

また変換後のサイズ指定も「全体を◯◯％」「正確な寸法で」など複数の選択肢があります。前述の「オリジナル画像×40%」が適応できますね。

このサイトはリサイズ以外にも様々な加工機能を提供しています。
続いてスマホアプリを2つ。

写真のサイズ変更をテーマにした関連記事があります。

終わりに

今回は「撮影後の写真はリサイズしましょう」というテーマでお話しました。

写真をそのまま原稿制作に使用することは、端末に負荷がかかり作業効率を悪化させます。Webでのオンラインソフトやアプリを使用して適切なリサイズを行い、ストレスのない作業時間をお過ごしください。

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。それでは、また。

キッズドン！ 代表 宗川 玲子（そうかわ れいこ）

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